暮らしの記録


母が死んじゃった
母が死んだのが私のせいだと
誰も言ったりはしないけど
自分ではよく分かっていて

でもそれをどうやって説明すればいいのか分からない
みんなのようにうまく伝えることが出来ない



母は本当につらかったんだ
分からなかった
どうして分からなかったんだろう
分からないはずがない
ずっと近くにいた

信号は山のようにあった
あれも、これも、
全部当たり前のように母の悲痛な助けを求める声だった
誰だってわかる
なのに私には分からなかった

どうして分からなかったかが今は分からない
母のことを少し考えたら、こんなに分かる
少しも考えていなかったんだと今やっと気づいて

ごめんなさい

何度言ってみても
母はもう聞いていなくて

もう一生許してもらえない

最後、母は私に失望したと思う
どんな顔をして母に手をあわせたらいいか何て言えばいいのか分からない

痛みにとても弱かったのに
どんなに苦しかったかな

ごめんね、ごめんなさい

母に言っていないことがたくさんあった
とても好きだったことや
何も母が悪いんじゃないってこと

自分のことばっかり必死に伝えたくて
きっとたくさん後悔させて
母はどんな気持ちのままで死んじゃったのかな

病気の苦しさを
私は少し分かるはずだったのに
分かってあげなかった

ごめんね、本当に、ごめんねすぎて
何度言ったって
そんなの何にもしょうがない



私はまた母の言葉を聞いてしまって
母は気持ちを話してたのに
ずっとずっとそうだった

子どもの時からずっと
繰り返してたすれ違い
私は言葉を話し、母は気持ちを聞いた
母は気持ちを話し、私は言葉を聞いた
私のほうが違ってたんだと今は分かったのに全然出来なかった
そうじゃなくて、母に合わせるようにと言って甘えたんだ(!)


母は発達障害者の被害者だ
カッサンドラ症候群
そんなふうにさせたのが私だった

発達障害者に囲まれて
みんなを必死に愛そうと頑張って
自分は誰にも愛してもらえなくて
死んじゃった
【2012/11/17 04:13】 こころ | トラックバック(-) | コメント(-) |
| ホーム |